その前に、公式ホームページ更新してます。
ストーリー追加と、キャラ(ついにアイザックを追加!)、
メカ(数体追加とガードシェルに変更を加えました)
が変わってます。
では、質問コーナーへ。
その1
問/新人募集はどうなりましたか?
答/応募者には、2〜3日中に返事します。
とりあえず、募集は本日で締め切ります。
その2
問/ザ・スニーカーに「天空の宣言」は掲載されますか?
答/編集部に問い合わせください。
私は状況を把握してません。
その3
問/なぜミラージュコロイドデテクターというオリジナル設定を作ったのですか?
答/誤解です。
この設定は、本編にある設定です。
アストレイのオリジナルではありません。
ボツ設定でもありません。
おそらく本編でこの装置について触れられるシーンがないのは、
「そんな説明をしていると、物語が進まなくなる」から、
存在していても、あえて描くシーンがないのだと思われます。
(こうしたことは、前にも書いたが、
設定より物語が上であると私も考える。なのでありだ)
ただ、描かれなくても、存在はしてます。
ちょっと例にあげれば「アンバック」という言葉が本編に出て無くても、
モビルスーツが方向転回にこれを使用しているような物だとお考えください。
ユニウス条約によりミラージュコロイドを禁止(発見)する方法が必要だという設定、
それに加え1機しか存在していなかったミラージュコロイド機が多数登場する時代。
それら設定上の要求がらデテクターは生まれのだと思います。
まあ、禁止している機体が、まったく見つけられないのでは、
禁止のしようがないですから。
ちなみにデテクターは,非常に小型の装置で、
ほとんどの戦闘マシンに搭載されているという設定です。
たぶん(ここからは推測)Nジャマー下で使用できる索敵用装置
(おおざっぱレーダーと、熱源探知などなど)と
すでに一体化してるんじゃないですかね。
なお、この「デテクター」については、
10通ほどの質問メールが来ているのですが、
アドレスは違っても、同じ発信者なのはバレバレ。
5分置きとかにメールするのはやめよう、悲しいよ。
アストレイ: 2006年10月アーカイブ
なんだか、忙しかったです。
まずはガンダムエース。
ときた先生のブログにもありますが、
オムコファイブが大活躍(?)です。
彼らの未来は、みんなの応援しだい。
人気あれば、まだまだ出るよ!
今月はシナリオ書いた段階から、
「なんかアストレイらしいな」「懐かしい」と個人的に感じてました。
もちろん、これまでだってアストレイだったんですが、
口では言い表せない雰囲気が、とても「アストレイ」。
やはりテレビのキャラではなく、自分で作ったキャラが
活躍しているからかな?
それと、予想外にアイザックがいい感じに動いてくれてます。
ナーエとの会話は、とてもいい雰囲気。
(たぶん、アイザックは泣きたいでしょうが)
ガンダムエースは、今月は、
記事ページがマンガと離れてます。
(しかもマンガより前にある)
出来ればマンガから読んでください。
記事にはネタばれがあります。
なお、「ちょいとデルタ」は今回はフェイズシフトして、カラー化!
ただ、パワー消費がはげしいので、コマ数が1/4になってます。
電撃ホビーマガジン&
ホビージャパン
この二誌でも今月は原稿を書いてます。
ぬえ森田さんの許可をとって
「スターゲイザー外伝」と言えるようなエピソード。
ジャパンがスウェンの過去話で、
電撃がアニメの中で描かれなかったエピソード。
「スターゲイザー」は、かなり初期から打ち合わせに参加させていただき、
いろいろアイデアも出した作品だけに、
こうして仕事出来るのは、うれしいかぎり。
アニメは3話まで公開されて完結してしまったけど、
これからも、いろいろ展開していきたい。
最後に
今月末のザ・スニーカー。
前号に掲載される予定だった「天空の宣言」が載る予定だが、
このまま行くと掲載はなさそう。
私の責任以外の所が理由で。
担当の●さん、これを見たら連絡ください。
グランドスラムという武器がある。
ストライク用の刀で、キャラクターデザイナーの平井さんが、
模型用にデザインしたものだ。
今度出るMGのストライクIWSPにも付属する。
現在、この武器に文字設定(世界観設定)は存在してない。
つまりSEED世界に、存在していないのだ。
当初、この武器にも、開発過程や、用法など設定を作っていた。
だが、バンダイホビーから以下のような提案を受けて、すべて破棄した。
「グランドスラムは、模型としての遊びです。
この武器に公式設定を付けた場合、
以後、同じような模型としての提案をする場合にも、
『公式に見てどうか?』という縛りが産まれます。
それは模型としての自由な発想を失うことになります。
ですから、今回のグランドスラムは、設定なしにいたしましょう」
この提案は、非常に理解できるもので、スタッフにも受け入れられた。
私の個人的な「設定屋のサガ」としては、
なんでもかんでも設定を付けてしまいたいのだが……。
グランドスラムに関しても、模型だけに終わらせない盛り上げ企画として、
「アウトフレームが持って出てくる」なんて、展開も考えていた。
※ご存じのとおり、アウトフレームは、その正体はストライクと同一なのだ。
※物語上は、専用ビームライフルに変更された。
この例に言えるように「模型としての面白さ」を重視するなら、
「公式設定にしないこと」を明確化するのは、潔いやり方だと思う。
※最初に
デルタの公式ホームページ更新してます。
「セトナのなぜなに」のページです。
本題
基本的に公の雑誌に掲載されたモノは、一部の間違えを除いて、
公式の設定に準じたものだ。
だが、例外もある。
それが模型誌だ。
模型誌では、モデラーのオリジナリティを重視して、
設定にない改造や武器などが、許されてきた。
そのこと自体に問題はないと思う。
しかし、それらオリジナルの中から、「公式設定」に昇格するモノが出てくると話が違ってくる。
何が問題かと言えば、ユーザー(読者)が、
どこまでが公式で、どこまでが非公式なモデラーの創作なのか、判断できなくなることだ。
一方で、模型誌の方では、
オリジナル作例から、公式設定化を狙ってくるようになる。
この行動は、モデラーだった私には、非常に理解できる。
理解は出来るが、許せるものではない。
すでに自分の創作が公式であるかのように振る舞われると、もう限度を超えていると言わざるを得まい。
これらの事態に対処するには、
事前に模型誌の提案を聞き、その中から公式設定にふさわしいモノを
きちんと整合性をとって設定化するしかない。
これまで、そうして公式化したものには、
ソードカラミティの初号機や、
デスティニーインパルスの色違いに関する号機種などがある。
当然ながら提案を受けながら、公式化は無理であると判断して断ったものもある。
私は、モデラーだったこともあり、
模型誌のポジションは、より高い位置に居て欲しいと思っている。
そのための協力も惜しまない。
(ソードカラミティ初号機についても、最初の提案では、
サンライズには拒否された。
それを整合性を考え直し、再度説得して、採用してもらったのだ)
ただ、そのためには、模型誌そのものの考えた方も
改めていかないと、だめだと思う。
「オリジナルが公式化されてうれしい」
「この機体には愛着があるので、活躍させてくれ」
そういった考えや提案をしていてはダメだ。
もっと「作品の世界観のため、これをこうしたらどうか?」
など、作品を作るスタッフの一人として、
設定化への提案をして欲しい。
MSVや外伝(アストレイ)といった公式な設定が
模型誌で連載されるようになった今、
模型誌は、これまでの自由なホビー誌とは、違った目で
ユーザーも見ているのだから。
※上記は、設定化を前提とした話になっている。
設定と完全に切り離した、作例としての楽しさを追求した
オリジナル作例はこの話題には入らない。
境界線をどこに引いたらいいのか、という問題はあるが。