今度の新シリーズ「Δ(デルタ)アストレイ」の主人公は
火星移住者たちだ。
本作の中では、「マーシャン」と呼んでいる。
今まで、ガンダムの世界では、遠くても木星ぐらいしか他天体は出てこなかったと思う。
だがコズミックイラは、いよいよ火星などの他天体にも進出だ!
(火星は、木星より地球に近いけど)
ちなみに「スターゲイザー」でも、これまでのガンダムの世界観を越えた所で物語が行われる。
(「デルタ」の1話の冒頭は、そこが舞台)
今のところ、主人公たちマーシャンが地球に来てしまうため、
火星が直接舞台となる予定はないが、
火星の社会システムについては、かなり細かく設定した。
このあたりも「ガンダムはSF」だと思う人々には注目してほしい。
チャンスがあれば、火星での物語も作ってみたいが、
キラもラクスも出せなくなるので、まあ、可能性はないかな〜。
余談となるが、
今までのガンダムのシリーズの準備稿で、ある作品は火星が舞台だった。
結局、それは中止になったが、
火星という星はSFでは定番で、なかなか魅力的な所だ。
ただ、ひとつだけ問題がある。
火星と地球が戦争するのは無理だ。
距離がありすぎる。
兵を送るのに一年もかかるのでは現実的ではない。
火星を舞台にするなら、現地のマーシャンと、地球からの統治団との戦いになる。
それなら火星だけで収まるので、距離は関係ない。
地球を舞台にするなら……おっと、これについては
ガンダムエースの連載を読んでください。