ガンダムエース(無印)4話

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アクタイオン再び登場! 人が死ぬことが少ない「アストレイ」では、同じ悪役も何度も出てくる。 結果として、悪役にもキャラが立ってくる。 冒頭で、アクタイオンが雇う傭兵。 実は、この回が初登場ではない。 時系列では後のエピソードになるのだが、 スニーカー3話で、劾を罠に掛けて、風花の操縦するブルーフレームに撃たれてしまう傭兵。それが、コイツなのだ。 民間宇宙ドック「バーナクル」とは、フジツボの意味。 単行本14、15ページは連載時にはなかった。 ゴールドフレームの腕についてガンダムエース版では、あまり触れてなかったので、ときた先生が追加してくれた。 ジャンク屋マリーンにレッドフレームを盗まれたロウ。 奪い返すためにキメラで攻撃するが、その攻撃があたった時に 「ちゃんと避けろ、キズが付くだろ!」と言う。 これが、この回で、もっともロウらしいセリフ。 取り返すために、自分で攻撃しておいて、 傷が付くと文句を言う。 このアタリから、ロウが「自分の価値観に忠実で、他人から見るとワガママともとれる」という基本スタンスが確立しはじめている。 ロウが、宇宙服もなしで、キメラからレッドフレームに乗り移るシーン。 読者から、「非科学的です。人体が破裂します」「目玉が飛び出ます」 「宇宙は寒いので凍り付きます」 などなど、いろんなクレームをもらった。 だが、実際には、人間の体は風船と違い、真空でもすぐに爆発したりしない。 ましてや、短時間なら宇宙空間は熱を伝える物質がないので、急激な温度変化もないのだ。 つまり大丈夫。 ※このシーンのためにNASAの資料を調べました。 あと、ソ連の動物実験もかなり詳しい。 ただ、現実に合っているのと、読者が納得するのは別なので、 このシーンを入れるに当たっては、ときた先生とも相談した。 「まあ、『逆襲のシャア』でクエスもやってるから大丈夫でしょう」 ということでGOになったが、結局、クレームは来てしまった。 レッドフレームの手からでる新技は、この段階では名前がない。 あとあとゲームで必要になって、つけることになる。 (技のアイデアは、阿久津さんの設定画にあった) 8が「哈哈哈哈(はははは)」と笑うのは、 担当編集さんのアイデアだったと記憶している。 最後にマリーンの正体が明かされ(テレビキャラの変装)、 エリカ・シモンズが登場する。 このシーン、アストレイではじめてテレビ用のキャラが、テレビより早く登場したシーンだ。

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このページは、千葉智宏が2006年4月30日 01:22に書いたブログ記事です。

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