4月17日の補足

|
なんか、問い合わせがあったので、フォローしておきます。 「小説の構造」と一緒にしてしまったので、 「日常でも役立つ文章構成」が、わかりにくくなってしまったようで。 例で分かりやすいのは、作品紹介かな? たぶん、だれでも見たことがあると思うから。 すべてとは言わないが、ほとんどは、以下のようなスタイルだと思う。 (なお、扱っている作品は、(まだ)架空のモノです。 今後発表される作品と類似していたり、微妙に違う部分があっても、 私は知りません) ---------------------------------------- ●見出し 新アストレイシリーズ開始! ●前振り 大人気シリーズ「ガンダムSEED」の公式外伝「アストレイ」で 新シリーズが開始される。 スタッフには、ときた洸一、千葉智宏に加え、 テレビ本編のスタッフから、大河原邦男が参加する。 ●本文 同シリーズは、3年半に渡ってシリーズ化されてきたが、 つい最近各誌の連載がすべて終了した。 だが、ガンダムエース6月26日発売号にて、 新たなスタートを切ることが分かった。 (さらに5月26日号では、予告編を掲載) 今回の物語では、火星からやってきた「火星人」たちを中心に、 テレビ「デスティニー」の時代を、今までとは違う視点から描く。 これまでの「アストレイ」とは、別の独立した作品になり、 タイトルもこれまでとは違うフォーマットになるようだ。 ただ、同一の世界が舞台となるだけに、 セトナの秘密が明かされたり、旧シリーズから引き継がれる部分も少なからずあるようなので、これまでのファンも要チェックだ。 ●後振り 現在、同じく「ガンダムSEED」外伝として発表されている 「スターゲイザー」は、DSSDと呼ばれる深宇宙探査組織が登場する。 火星に関係した新アストレイとなんらかの関係がありそうだが……? テレビシリーズは終了した「ガンダムSEED」だが、これからもまだまだ目が離せない! ---------------------------------------- 上記の用に構成を3つに分けて考えると、文章を組み立てやすい。 「前振り」は、とにかくキャッチーな内容。 人気作品である「ガンダムSEED」という言葉を出している。 スタッフ名なども効果的。 (自分の名前の効果はさておき、 映画などでは、監督や俳優の名前は、必ず出しておきたいポイントだ) とにかく「固有名詞」で引きつける。 この「紹介文そのもの」を読ませるための文章を心がける。 「本文」は、言っておきたいメインの内容。 例で言えば、開始日や、 物語の内容ということになる。 「後振り」は、実は「前振り」と同じ考え方で作る。 ただし、こちらは、「前振り」より、「固有名詞」に拘る必要はない。 なぜなら、読者は、すでにこの紹介文を読みはじめてくれているので、 「紹介文を読ませるキャッチーさ」は、もう必要ない。 ここで必要なのは、「紹介している作品(新アストレイ)を読ませる」方だ。 そこで、話題の作品との関連性を臭わせて締めくくっている。 以上、どうだろうか? 町内会の案内から、ラブレター、 会社の企画書まで、応用可能だと思う。

このブログ記事について

このページは、千葉智宏が2006年4月24日 06:19に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「仕事の思い出2「ごきんじょ冒険隊」」です。

次のブログ記事は「はじめての設定」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。