電撃ホビー「B」1〜3話

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このブログでも書いたが、私はモデラーとしてこの業界へ入った。 それだけに模型誌で連載を持つということには、 他誌にはない思い入れがあった。 そこで、各連載ではドラマを楽しんでもらう以外に 模型的な楽しみも入れられるように考えていた。 たとえば1話は、ジオラマと固定ポーズキット。 2話は、ジャンクパーツによる改造 3話は、小規模スクラッチ などだ。 だが、連載が進むにつれて、ドラマ作りとの整合性が難しくなり、やめてしまった。 今でも残念に思う。 電撃の連載1話「ビームライフル」は、発電施設の内部に潜入したブルーフレームが 戦艦並みのビームライフルで施設を破壊する話だ。 当初、狭い通路に潜入するため、片腕を外して行く。 という仕掛けを考えていたが、1話から片腕はマズイということでボツに。 2話の「ハイスピードブースター」に出てくる高速実験挺は、 ガンダムエースの3話に出てくるモノ。 劾が接触したあとに、ロウに拾われた訳だ。 3話の「コンプリート・センサー」では、 ミラージュコロイドの試作モビルアーマーと戦う。 コンプリート・センサーのデザインは、 阿久津氏が、頭部バリエーションとして描いたモノに、 後付で能力設定をした。 Bクラブのフル・ウエポンのキットには、 このパーツもおまけでついてくる。 この1〜3話は、とにかく構成に苦労した。 なぜなら、先行して発売されたレッドフレームしかキットがなかったのだ。 そのため、各話の敵は、 1話→発電施設 2話→高速艇 3話→ミラージュコロイドで敵が見えない と、敵が姿を出さない構成になっている。 ※3話では、ジンが手に入ったので、味方としてイライジャ専用ジンは登場。 ちなみに4話にも敵はなく(アストレイ同士の戦い)、5話になってやっと本格的に敵が登場することとなる。

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このページは、千葉智宏が2006年4月22日 16:16に書いたブログ記事です。

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