少年エース「R」4話

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扉のプロフェッサーは、また注意を受けないように気をつけて描いてもらってます。 この話は、「テレビとの連動が少ない」という編集部からの注文に応えるために作った。 ラクスがかなり天然系のキャラとして描かれているが、 シナリオでは、もっと変だった。 レッドフレームを見て、ニュータイプ的直感でいろいろコメントするシーンなどもあったが、変更した。 すべてのセリフは、サンライズの下村さんと検討して、この形に落ち着いたが、 アニメでも日々変化したキャラだけに難しかった。 絵的には、平井キャラを描き慣れている戸田先生だけあって、 完全にラクスでした。 この話は、一部では「ロウがラクスを助ける話」と考えられているようだが、 (ときた版で、キラを助けた影響でそう思われている?) 私の認識では、「ロウとラクスのニアミス」ぐらいの意識だ。 実際、まったく助けてないし。 この回から、ルキーニの仲間として、女海賊のエリサが登場。 当初、ルキーニは単独(孤独)キャラにする予定だったが、 相手が居ないと会話が出来ず話しを進めにくいことから、戸田さんが作り出したキャラだ。 のちのち、暗殺者(アサシン)の姉なども登場する計画があったが、 けっきょく出さなかった。 ジンの改造機である フエゴ(火)とテンペスター(嵐)。 名前はスペイン語だ。 当時私がスペイン語に凝っていて、「かわった名前にしたい」という 戸田さんに辞書をかして選んだ。 この機体、現在のMSVの中に入っていない。 (蘊奥専用ジンですからあるのに) それには、理由があって、公式設定画は作ったのだが、 戸田さんのチェックが間に合わず、そのまま保留状態が続いているのだ。 それにしても、今見ると、恐ろしいほど改造されている。 MSVに入れるのは無理か……?

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このページは、千葉智宏が2006年4月21日 02:06に書いたブログ記事です。

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