山吹樹里(やまぶききさと)。
ジャンク屋のヒロイン。
劾の説明でも書いたが、日本名は、自然をモチーフにしている。
だから、「山吹」と「樹里」。
実は、この名前にはもうひとつネタがあって、
ある舞台で見たダンスのうまい女優さん二人の名前をつなげている。
その女優さんの一人は「じゅり」だったが、キャラのイメージから
「きさと」と読ませることにした。
※この方が弱く感じられたので。
この名前をサンライズに伝えたら、
下村さんに「『きさと』って、飲み屋の名前みたいですね」
と言われたのを覚えている。
今考えると、「きさと」にしたのは正解だった。
もし「じゅり」にしていたら、テレビ本編のキャラとかぶることになる。
余談だが、
ガンダム作品のキャラ名を決めるときは、
極力、前に使われていない名前を使用することにしている。
「D」の「ベルナデット」は、うっかりミスで、かぶってしまった。
まさか、こんなマイナーの名前が前に使われているとは……。
リーアム・ガーフィールド
ロウの右腕だから「リーアム」。
ガーフールドは、実在の名前。
前から「ガンダム空間」みたいで、いいと思っていた。
ちなみに、彼のお兄さんは、シニスト・ガーフィールド。
シニストは、左側[sinister]から。(弟が右なので)
この言葉には、「縁起が悪い」という意味もある。
リーアムと双子だが、リーアムがコーディネイターなのに対し、
この兄さんはナチュラル。
この二人の関係は、ガンダムエース3話でやったが、
出来ればもっとリーアムのバックボーンを描いてからやれば良かったと後悔している。その方が盛り上がったハズだ。
リーアムって、なかなか活躍させられなかったキャラの一人。
どうしてもロウの影になってしまう。
※その分、ロウのいない「D」では、驚異の大出世してますが。