最初に私が業界に入る経緯をご紹介。
かなり特殊なので、参考になるかどうかは、分かりませんが。
群馬県出身の私は、高校を卒業して、東京のデザイン系の専門学校を受験しました。
(高校の時から創作系の同人誌を作っていた。
このころは、文筆業ではなく、マンガ家になりたかった)
ところが受験は、見事に失敗。
そのまま東京にのこり、来年の受験に備えることに。
↑完全に親への言い訳です。実際、大学だけは行きたくなかった。
どうしても無駄に思えて……。
東京には、高校時代に同人誌を一緒に作っていた先輩がいて、
(この人は東京で大学生になっていた。ちなみに今は新聞社にいる)
この先輩と、毎日、ゲーム三昧の生活してました。
(コンピューターゲームではなく、テーブルトーク)
かなり無茶なライフスタイルで、昼から朝まで徹夜で遊ぶ。
そして、朝かえってから午前中だけスーパーでバイト。
(おい、寝てないよ)
先輩は、秋田書店の「マイアニメ」で模型ページのバイトをしていて、
自然と私も手伝うことに。
(もちろん、ガンプラブームの洗礼を受けた世代なので、
趣味で模型を作っていましたが、
まさかそれでお金が貰えるとは思いませんでした)
それがきっかけとなって、プロのモデラーさんの手伝いなんかを細々始めることに。
つまり、私の業界への第一歩は「モデラー」という訳です。
蛇足ながら、この時に一人のモデラーさんを通して黒田とも知り合います。
(彼は、この時、中学生プロモデラーでした)
当時のモデラーというのは、常に仕事がある訳じゃなく、
さらにギャラもかなり安かったです。(その手伝いとなると、もうかなり悲惨で)
そんな訳で、秋田書店の「マイアニメ」で記事を担当していたライターさんの
手伝いもすることにしました。
引き受けた時は、「原稿回収」、「資料集め」だけという話でしたが、
一週間後には記事をかいてました。
(このライターさんは学研の仕事もしていて、
「大学受験のための参考書の使い方」なんて記事まで書きました。
私、高卒なんですけどね)
そのまま記事をどんどん担当するようになり、
ライターさんが事務所を開く時に、正式に社員となりました。
つまり、私が業界に入るきかけは、知人の紹介。
最初は、モデラー、後にライターとなりました。