「ノンスタンダード パーツ01」と2巻4コマ

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※「無印」コミック2巻収録。 少年エースの別冊付録で「ミニ」ガンダムエースが作られた時に収録した作品。 同時に戸田先生の1ページのルキーニ主人公漫画も収録された。 (もちろん「アストレイ」以外の作品も沢山収録されていた) 「R」の世界観を使って、ときた先生が描いた異色作だ。 作画にあたり、伝八の犬種について、戸田先生に問い合わせた(シナリオでは指定していなかったので)が、「名前が分からなくなってしまった」とのことで、 結局ときた先生版では、ときた先生に任せることにした。 後から、戸田先生に「伝八がぜんぜん違う」と言われたが、それは資料をもらえなかったのでしかたない……。 ちなみにときた先生の所には、「犬専用アシスタント」がいるそうだ。 シリーズを通して、犬が出てくるのはここだけだが、 才能を生かす機会を用意できて、よかった。 この話、へリオポリスの5機のガンダムがすべて登場するシーンがあるなど、ときた先生がノリノリで描かれている。 ちなみにこの話の主人公女海賊のポーシャのその後が気になる人は、「Dアストレイ」をつぶさに見よう! こっそり「その後」が描かれてます。 コミックスの巻末4コマ プロフェッサーとエリカの会話。 別作品のガンダムネタも盛り込んでいたが、SEED内に限定すべきというチェックをサンライズから受けて変更。 それにしても、ここで二人が語っている内容、すべてその後の作品内で実現していることが怖い。物語の中の技術革新恐るべし。 3本目の4コマは、私がもっとも大笑いした1本。 大笑い出来る分、チェックが怖かったが、結果はオッケーに。 サンライズは、キャラクターのイメージを守る作業も大切にするが、「それがちゃんと作品として成立しているのか?」を一番に見てくれるので助かる。 作品として、この4コマは、完成度がかなり高い。 そしてこの4コマでキャラのイメージが損なわれることなどないのだ。 (たま〜に、それが分かってくれない版権元もある)

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このページは、千葉智宏が2007年1月 7日 23:48に書いたブログ記事です。

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