※「R」コミック3巻収録
樹里が、レセップス改の中で幽霊に会う話。
樹里がジョージ・グレンのコレクターであることが、ここでも分かる。
ロウが幽霊を探すために持ち出すフレキシブル・ブロックは、戸田先生考案のアイテム。
最初はロウが装備。
つづけてレッドフレーム用にスケールアップした装備を出す予定だったが、実現しなかった。
(キット化しにくい。他のMS装備との整合性などなど)
敵として、ジン戦術航空偵察タイプが登場。
この機体ではミラージュコロイドが完全ではないので、静止している時しか完全には消えない。おそらく、コロイドの装甲表面での定着が不安定で、動くと取れてしまうのだ。
今回の斬る叫びは「なます斬り」。
この話のラストで、ロウたちは宇宙に出る。
「地球ではいろいろあったぜ」
とロウが言っているが、この間に「無印」のオーブでのエピソードや、小説版のソキウスの話などがあったのだ。
同じロウを主人公とした「無印」と「R」では、割とハッキリ描いている時系列を分けていた。
地上編なら
レセップス入手から海まで→R
オーブ到着からギガフロート→無印
リ・ホーム入手→無印
この後に来るゴールド天との戦いは両作品で描いている。
この同じ主人公を二作品で描くことでもっとも苦労したのは、
共通して出てくるアイテムの出し方だ。
例えば、ジョージ・グレン(キャプテンGG)や、レセップス改、リ・ホームなど。
両作品を読み比べ、苦労の後を読み取って欲しい。