「R」11話

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※「R」コミック3巻収録 樹里が、レセップス改の中で幽霊に会う話。 樹里がジョージ・グレンのコレクターであることが、ここでも分かる。 ロウが幽霊を探すために持ち出すフレキシブル・ブロックは、戸田先生考案のアイテム。 最初はロウが装備。 つづけてレッドフレーム用にスケールアップした装備を出す予定だったが、実現しなかった。 (キット化しにくい。他のMS装備との整合性などなど) 敵として、ジン戦術航空偵察タイプが登場。 この機体ではミラージュコロイドが完全ではないので、静止している時しか完全には消えない。おそらく、コロイドの装甲表面での定着が不安定で、動くと取れてしまうのだ。 今回の斬る叫びは「なます斬り」。 この話のラストで、ロウたちは宇宙に出る。 「地球ではいろいろあったぜ」 とロウが言っているが、この間に「無印」のオーブでのエピソードや、小説版のソキウスの話などがあったのだ。 同じロウを主人公とした「無印」と「R」では、割とハッキリ描いている時系列を分けていた。 地上編なら レセップス入手から海まで→R オーブ到着からギガフロート→無印 リ・ホーム入手→無印 この後に来るゴールド天との戦いは両作品で描いている。 この同じ主人公を二作品で描くことでもっとも苦労したのは、 共通して出てくるアイテムの出し方だ。 例えば、ジョージ・グレン(キャプテンGG)や、レセップス改、リ・ホームなど。 両作品を読み比べ、苦労の後を読み取って欲しい。

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このページは、千葉智宏が2007年1月17日 00:39に書いたブログ記事です。

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