ガンダムという作品は、それぞれが大河シリーズとなりうる可能性を持つ。
その中でも、特に長大な世界観と、作品群を持っているのは、言わずとしれた「宇宙世紀」だ。
おそらく人気もこれが一番だし、ガンダムの「元祖」としての揺るがない地位を確立している。
そしてこれに続く長大さを持つのが、
コズミック・イラなのだ。
テレビシリーズで2作、オリジナルビデオ2作(アストレイ含む)
さらに映画が予定されている。
映像以外にも外伝コミック、外伝小説、MSVを持つ。
これだけの作品があるガンダムは、宇宙世紀モノ以外ではない。
外伝スタッフとして、製作に係わってきた者として今思う
このままこのシリーズを終わりにせず、さらに大切に育てて行けたら……。
先日ブログに書いた「スターゲイザー」と「アストレイ」の作品観が
両極端でありながら成立していることからも、コズミック・イラの
作品が持つ振り幅も、大きいことが分かる。
まだまだ、新しい作品を作れる可能性は十分になるのだ。
ただし、そのためには必要なことも多い。
そろそろ設定の整理はやった方がいい。
外伝の方でも映画に歩調を合わせながら、出来る所からやるつもりだ。
まずは、MSVを含めたモビルスーツの系統図。
技術的なものも含め整理し、どこかでキッチリ発表したいと思っている。
そうすることが作品の信頼につながり、
コズミック・イラへの支持を強めるのではないだろうか?
皆さんの支持、応援、これからもお願いしたい。