コズミック・イラを考える

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ガンダムという作品は、それぞれが大河シリーズとなりうる可能性を持つ。 その中でも、特に長大な世界観と、作品群を持っているのは、言わずとしれた「宇宙世紀」だ。 おそらく人気もこれが一番だし、ガンダムの「元祖」としての揺るがない地位を確立している。 そしてこれに続く長大さを持つのが、 コズミック・イラなのだ。 テレビシリーズで2作、オリジナルビデオ2作(アストレイ含む) さらに映画が予定されている。 映像以外にも外伝コミック、外伝小説、MSVを持つ。 これだけの作品があるガンダムは、宇宙世紀モノ以外ではない。 外伝スタッフとして、製作に係わってきた者として今思う このままこのシリーズを終わりにせず、さらに大切に育てて行けたら……。 先日ブログに書いた「スターゲイザー」と「アストレイ」の作品観が 両極端でありながら成立していることからも、コズミック・イラの 作品が持つ振り幅も、大きいことが分かる。 まだまだ、新しい作品を作れる可能性は十分になるのだ。 ただし、そのためには必要なことも多い。 そろそろ設定の整理はやった方がいい。 外伝の方でも映画に歩調を合わせながら、出来る所からやるつもりだ。 まずは、MSVを含めたモビルスーツの系統図。 技術的なものも含め整理し、どこかでキッチリ発表したいと思っている。 そうすることが作品の信頼につながり、 コズミック・イラへの支持を強めるのではないだろうか? 皆さんの支持、応援、これからもお願いしたい。

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このページは、千葉智宏が2007年1月27日 13:59に書いたブログ記事です。

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